2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「西洋哲学史 古代から中世へ」(熊野純彦)

通史にはよわい。つい読んでしまう。そこをまた新書屋がねらってきて、やたらと通史っぽいのを出すのである。うかうかと乗せられて困ったものだが、これはアタリ。とてもおもしろい。哲学者やその思想の紹介がただの紹介文でおわっていないのである。もっと…

チャンピオン、「舞-乙HiME」(吉野弘幸、樋口達人、佐藤健悦)が終了。前作の途中からもう、ちゃんと読んでないです。ととのった絵はそれなりなんだから、バトルをなくしちゃえばいいんでは。さらに「クロスハート」(佐久間信、東タイラ)があっさりと終了…

ガーナ対ブラジル、ガーナはつよいと思っていたが。3-0で勝ってなお文句ばかり言われているブラジルはたいへんですな。チェコの選手が再三ひっかかっていたオフサイドとラップは軽々とかわしてたいのはさすが。でも、今のブラジルはいいんだか悪いんだかわか…

オーストラリア対イタリア、オーストラリアのサッカーが好きではないのでイタリアを応援することにする。ところが、わかっていたことではあるがイタリアがつまらない。とおらないロングボールをひたすら入れるだけ。最後のPKはスリリングだったがのこり89分…

「TRICK ―劇場版―」(堤幸彦)

物語の本筋に謎らしい謎がなく、偽者の見破り合戦があるばかりではどうしようもない。生瀬さんが出るところだけすこしおもしろい。

エクアドル対イングランド、イングランドがだめなのはわかっていたがエクアドルはああまで攻撃しないとは思わなかった。 オランダ対ポルトガル、ひどく荒れたが、それなりにおもしろい部分も。オランダの選手は気性が荒すぎる。ロッベンをおさえられると、も…

「涼宮ハルヒの消失」(谷川流)

うーん、おもしろくなくもない。薄味なのはたしかで、このアイディアなら中篇にするのが適当でしょう。シリーズの流れからは異質な話だが、それはべつにわるくない。

ドイツ対スウェーデン、うーん、ドイツが思ったより強い。 アルゼンチン対メキシコ、やっと期待していたメキシコが見られた。が、負けた。アルゼンチンの選手が当たってもいないのにころころ転がっていた。

「フォーチュン氏を呼べ」(H・C・ベイリー)

創元推理文庫の「フォーチュン氏の事件簿」が好きだったのだけど、フォーチュン氏ってこんなヤツだったのか? かなりムチャクチャやってますけど。「ホッテントット・ビーナス」は事件そのものがわけわからんし。「几帳面な殺人」の犯人像と動機はちょっと独…

トーゴ対フランス、ジダンがいないほうがマシ? でも相手がトーゴだしな。やっとトレゼゲを先発でつかってくれた。アンリのが好きだけど、代表ではあてにならないから。

日本対ブラジル、どうせ負けるのなら協会の首脳陣の首がふっとぶようなボロ負けがいいかと思っていたけど、なってみれば惨めですな。後半はもう見てられない。ジュニーニョのキックはよかった。ロナウドが調子をとりもどしてくれれば、この試合の存在意義も…

「バンド・ワゴン」(ヴィンセント・ミネリ)

んでこっちも観てしまった私はあほだ。「雨に唄えば」のシド・チャリシーがすばらしくてもっと観たくなったのである。脇をかためるジャック・ブキャナン、オスカー・レヴァント、ナネット・ファブレイがいいが、今回はとりわけブキャナンに感じ入った。「ダ…

オランダ対アルゼンチン、消化試合で何人もの選手が休養。メッシはすこし持ちすぎるような気もする。テベスのがいいかしらん。 チャンピオン、「クンクンカムカ」(沼田純)が開始。読切から買っていた。独特のおっとりした雰囲気がいまどきの少年誌っぽくな…

「日本宗教史」(末木文美士)

通史ならではの、乱暴でもいいから歴史のながれをおおづかみにする感じがない。仏教のほうはともかく、神道というものが何なのかさっぱりわからない。私はかなり厳格な不信心者であって、日本人でありながら日本人の宗教意識がさっぱりわからない。『死後に…

「雨に歌えば」(ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン)

で、けっきょく観てしまった。「ザッツ・ダンシング!」で断片を見たもんでかえって観たくなってしまいましたよ。ミュージカル・コメディのコメディの部分が充実している作品。ドナルド・オコナーが出ているシーンはだいたいおもしろいし、タップが多いのも…

「涼宮ハルヒの退屈」(谷川流)

短篇集。たてつづけに三冊も読んだということは私はこのシリーズをけっこう気に入ったらしい。表題作はなんということもなく、「孤島症候群」は不出来なミステリというにすぎないが、他の二本はまづまづ。「笹の葉ラプソディ」は時間移動もので、はっきりい…

スウェーデン対イングランド、ほぼ消化試合ではあったが、なかなかおもしろかった。トリニダード・トバゴはいいチームだが、やはり決勝に行くべきチームではなかろう(日本はもっとそうだけど)。 マガジン、「格闘料理人ムサシ」(刃森尊)が開始。“格闘”に…

「女子大生家庭教師濱中アイ(6)」(氏家ト全)

5巻まで買ったのだから最後まで買おう。連載開始当初とくらべて絵はととのったと思うが、頭身がさがりすぎている。好みの問題か。連載を読んでいるときはおわって残念だったけれど、読み返せばいい潮時だったかもしれない。

「ザッツ・ダンシング!」(ジャック・ヘイリー・ジュニア)

ウクライナの試合を見るつもりが、衛星第二でこっちを観てしまった。監督はたしか「ザッツ・エンタテインメント」の1作目の監督のはずで、2.5作目といった按配である。というのは、1作目2作目でつかわれたシーンをつかってないためで、そのぶん残り物をあつ…

サウジアラビア対ウクライナはスルー。 スペイン対チュニジア、この試合もあまり集中できなかった。 ドイツ対エクアドルは見るつもりだったが頭痛がしたのであきらめた。ついにガタがきはじめたぞ。

「capeta(11)」(曽田正人)

こちらも次の巻への前置きか。曽田さんの主人公はとにかく天才だから、ライヴァルとおなじ条件なら簡単に勝ってしまう。そのため、主人公だけにきびしい条件が課される。この話の場合は資金不足ということになるが、せちがらいですなあ。

「おれはキャプテン(11)」(コージィ城倉)

うーん、展開が速すぎてドラマが希薄である。3年目にむけての伏線なのかもしれないが、不調。

ブラジル対オーストラリア、グループリーグだとブラジルはこんなものなのか。それともオーストラリアがけっこうつよいのか。ロビーニョはなんか軽い感じがするんだけど、やっぱいいんですかね。シドニーオリンピックのロナウジーニョも同じように信用おけな…

「涼宮ハルヒの溜息」(谷川流)

ハルヒが文化祭用に映画を撮るなどと言いだしたための騒動。ハルヒとは何者なのか、その解釈をめぐる議論がどことなくSFしていて、「憂鬱」よりおもしろい。『黒衣の読書好き』こと書痴キャラはなかなか魅力的である。

チェコ対ガーナ、わからんものだ。いや、わかっていたつもりもなかったけれど。つけいる隙もないと思われたチェコが、イタリアに敗れたガーナにほぼ完敗。実況解説はコレルの不在をしきりに問題にしていたが、それだけでこんな風になってしまうのか。 イタリ…

オランダ対コートジボワール、オランダを応援しようと見はじめたのだが、いつのまにかコートジボワールを応援していた。なかなかいい試合。コートジボワールは決勝トーナメントにいってもいいチームだった。 メキシコ対アンゴラ、低調な試合なのはアンゴラが…

イングランド対トリニダード・トバゴ、なんとなくトリニダード・トバゴを応援してしまうが、退場者もいないのだからもちっと攻撃してほしいような。テリーのクリアがすばらしい。ちょっとカードを出しすぎではないか、とかいらぬ心配をさせられるので日本人…

チュニジア対サウジアラビアはスルー。 ドイツ対ポーランドもスルーしようかと思ったが(バテかかっている)、けっきょく見た。おもしろくはあったが、いいゲームとも思われない。ドイツの攻撃に迫力がない。迫力があればこそ、ポーランドの守備も輝いて見え…

フランス対スイス、スイスががんばっていたと見るべきなのか。ジダンはともかく、アンリはどうしたの。 ブラジル対クロアチア、クロアチアは思ったよりつよいかも。ロナウド不調、ロナウジーニョはガチガチにマークされ、カカも得点シーン以外はどうも。アド…

「涼宮ハルヒの憂鬱」(谷川流)

なんで読んだかと申せば、なにやら書痴の登場人物がいて、しかもかわいいらしいということを聞きつけたためである。かなり想定外のキャラでしたが。語り手の主人公はあまり好きではないけれど、思ったよりもアイディアがつまっていて楽しめた。ただ、これが…