2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

とめはねっ!(九)

とめはねっ! 9―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス)作者: 河合克敏出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/12/27メディア: コミック購入: 5人 クリック: 142回この商品を含むブログ (47件) を見る

大聖堂(中)

まつたく野蠻な時代である。いろいろ問題は多いものの、やはりフランス革命は偉大だつたのだと思つてしまふ。「巨竜城塞のアイノ」の主人公が未開人に文明をおしへてやるんだなどといつてるのが傲慢に感じてゐたのだが、さうでもないのかもしれぬ。大聖堂〈…

ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜

「ビブリア古書堂」てな馬から落馬のたぐひではないのか。 古書店を舞臺にした話。私もさういふのは好きではあるが、卑怯だとも思ふのだ。野球が好きなひとが野球の本を讀むやうに。本が好きなひとは本の本を讀む。その一方で本そのものも好きなわけだから二…

魔法科高校の劣等生 (1) 入学編<上>

會話文のカギカッコのなかに改行がはひるのが氣になる。まさか行數かせぎでもあるまいが、餘白が目ざはりである。 それから妹が氣もちわるい。いや兄も同罪か。どうしてライトノヴェルの作家てのはやたらと妹を登場させるのであらうか。魔法科高校の劣等生〈…

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき

四話中ふたつはわかつてしまつた。四話目は解けるはずがないから實質みつつにふたつわかつてしまつたことになる。これはちと弱い。とは申せ、「謎解きはディナーのあとで」よりは上等かな。子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき (角川スニーカー文庫)作者:…

巨竜城塞のアイノ

「アーサー王宮廷のヤンキー」みたいな話かと思つて讀んでみた。が、「アーサー王宮廷のヤンキー」のストーリーをよくおぼえてないので似てるのかどうかわからん。 サーヴィスのつもりなのだらうが、女の子や裸やパンツをやたら出してくる。そのせゐで主人公…

大聖堂(上)

おもしろいのだけれど、なかなか進まない。密度が濃いといふか。 さても野蠻な時代である。マシなはずの修道院でこれであるから他は推して知るべし。大聖堂〈上〉 (新潮文庫)作者: ケン・フォレット,Ken Follett,矢野浩三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1…