2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ザ・コール 緊急通報指令室 「セルラー」について、最後まで電話を通じて事件とかかはつてほしかつたし、電話を通じて事件を解決してほしかつた。 それはそのままこの映畫にもあてはまる。なぜひとりで行くのか、なぜ連絡をしないのか、なぜ縛りあげておかな…

百年の孤独 町田さわ子が同じ名前の人物がたくさん出てきて混亂するといつた意のことを述べてゐるのを讀んでこれだから町田さわ子は困つたものだなどと思つたものだがじぶんでもこれはどのアルカディオなのか惑ふしまつであつて汗顏の至りである。 すまぬ町…

かけ算には順序があるのか かけ算の順序にふれてゐるのは全三章のうち一章のみ。 かけ算の順序を教へるのは最近のことではなく、ずつと以前からやつてゐるよし。記憶にないなあ。 かけ算には順序があるのか (岩波科学ライブラリー) 作者:高橋 誠 発売日: 201…

光秀の定理 モンティ・ホール問題時代小説。 愚息のつかふことばがあまりに近代的である。 また光秀の運命よりも新九郎の劍術の深化のはうに興味がゆく。 光秀の定理 (単行本) 作者:垣根 涼介 発売日: 2013/08/30 メディア: 単行本 主人公は僕だった エマ・…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝 アイアンモンキー ドニー・イェンとユー・ロングァンのダブル主演といつた感じか。九節鞭をみごとにつかつてゐた。 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアン・モンキー デジタル・リマス…

辺城浪子(4) モブだと思へばじつは刺客といふパターンを何度くりかへすのか。 地の文章であれこれ語りすぎる。くどい。 これが古龍の本領なのだらうなと思ふ。が、私は「マーベラス・ツインズ」のはうが好きですね。完譯されないものか。 辺城浪子〈4〉 (…

ほしとんで(3) ほしとんで03 (ジーンLINEコミックス) 作者:本田 発売日: 2020/06/16 メディア: Kindle版

ケムリクサ おもしろかつた。「けものフレンズ」よりたのしめたと思ふ。 ストーリーを牽引するのは名のみ登場する人物の謎と、世界そのものの謎なのだが、前者があきらかにされたのに對して後者はほのめかされた程度である。もうすこし教えてくれてもいいの…

魔法陣グルグル2(13) 魔法陣グルグル2 (13) (デジタル版ガンガンコミックスONLINE) 作者:衛藤ヒロユキ 発売日: 2020/06/12 メディア: Kindle版

完全版 ピーナッツ全集16 前卷で終末論にはまつたペパーミント・パティがこんどは天使がどうのかうのと。こんな子だつたのか。 それを措いてもペパーミント・パティが教室で教師やマーシーとやりとりするシーンは多く、出番の數はチャーリー・ブラウンとかは…

アラビアン・ナイト(18) 第千夜がをはり、ドゥンヤザードが(一卷以來か?)話しだしたときのおどろき、そして第千一夜に到達したときのふしぎな達成感。 「妬み深いライオンの胆嚢すら爆発させるほどの行列」なる語。 ラストの話はこの長大な書の結末には…

エグゼクティブ・デシジョン カート・ラッセルがマッチョな軍人のなかでインテリ役をやつてる構圖がまづおもしろい。そして意外に似合つてゐる。 それぞれのキャラに役割があり、活躍するところがある(セガールはともかく)配慮のゆきとどいた脚本も上々。 …

辺城浪子(1) バトルシーンがあつさりしてて物足りない。古龍つてこんなだつたか。憶えてないなあ。 辺城浪子〈1〉 (小学館文庫) 作者:古 龍 メディア: 文庫

ゴーストドラム チンギスの運命は豫想外のものであつた。 メインのストーリーもおもしろいが、修行のプロセスが獨創的でよい。全體からすれば微々たる部分ではあるがそんなことは氣にせず魔法使ひの弟子ものとして分類したい。 ゴーストドラム (ゴーストシリ…

忍びの卍 これは完全に能力者バトルですな。登場する忍者を三人にかぎり、その忍術を極限までつかいきつて鬪爭する。 忍びの卍 (角川文庫 緑 356-7) 作者:山田 風太郎 メディア: 文庫 正解するカド ザシュニナがどうにもつまらない。想像を絶するほどの異質…

映像研には手を出すな!(4) しばらく忘れてゐたらつづきは出てるし、アニメ化されてるし。 映像研には手を出すな!(4) (ビッグコミックス) 作者:大童澄瞳 発売日: 2019/05/10 メディア: Kindle版 マイティ・ソー/ダーク・ワールド 盛りあがらないまま終…