2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
革命の終焉 小説フランス革命(18) 革命がをはつてホッとした。フランス人は何度も何度も王政やら帝政やらをくりかへすのが理解できないのだが革命の醜惡さにうんざりしてたのかもね。 革命の終焉 小説フランス革命 18 (集英社文庫) 作者: 佐藤賢一 出版社/…
新感染 ファイナル・エクスプレス 走る列車内といふ、せまい空間でのゾンビとのバトルがおもしろい。明確に悪者すぎる人物の存在はどうなのだらう。そして物語のあとが心配になりますね。 新感染 ファイナル・エクスプレス [Blu-ray] 出版社/メーカー: 株式…
ミステリークロック 土性骨シリーズがないのは殘念。そのかはりといつていいのか、「鏡の国の殺人」の萵苣根に似たテイストがある。この作家のオフビートなユーモアのセンスがけつこう好きだ。いやストロング・スタイルな本格マインドももちろんすばらしいの…
バーフバリ 王の凱旋 前作よりも破天荒さが増しておもしろくなつた。お姫さまと弓を射るシーンなぞ莫迦ばかしいことを大真面目にやつてゐるのがよい。 そもそも元兇は國母さまなのではないか。主人公が身をやつして遊んでるのも一因だけど。 前作ヒロインが…
僕らはみんな河合荘(11) 目次を見ないために番外篇がいくつもあることを知らず、本篇があつさりと終了したのに驚く。 僕らはみんな河合荘(11) (ヤングキングコミックス) 作者: 宮原るり 出版社/メーカー: 少年画報社 発売日: 2018/07/30 メディア: Kindle…
GIANT KILLING(48) だいぶ、といふか全然ちがふのだけれど中田と中村とを重ねてしまふな。 GIANT KILLING(48) (モーニング KC) 作者: ツジトモ,綱本将也 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/07/23 メディア: コミック この商品を含むブログを見る
フリッカー、あるいは映画の魔 オビに「「サンセット通り」と「薔薇の名前」が出会った」などとあるが、「薔薇の名前」といふより「フーコーの振り子」ではなからうか。「フーコーの振り子」と「サマー・アポカリプス」の出會ひと申しますか。映畫はどこへい…
エヴァの匂い エヴァの匂い [Blu-ray] 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2017/11/24 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る
天国大魔境(1) 天国大魔境(1) (アフタヌーンコミックス) 作者: 石黒正数 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/07/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る
ダントン派の処刑 小説フランス革命(17) ダントン派の処刑 小説フランス革命 17 (集英社文庫) 作者: 佐藤賢一 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/04/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る
聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス) 作者: 井上真偽 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/07/07 メディア: 新書 この商品を含むブログ (10件) を見る
ガンマン大連合 フランコ・ネロが洒脱でカッコいいし、怪人物ばかり出てくるし(含ジャック・パランス)、イーリス・ベルベンは美しいし、モリコーネの音樂は威勢がいい。 プレミアムプライス版 ガンマン大連合 HDマスター版《数量限定版》 [DVD] 出版社/メ…
原典対照 ルイス・キャロル詩集 「気違い庭師の歌」がすき。「シルヴィーとブルーノ」を讀まうかしらん。どうせ持つてるし。 原典対照 ルイス・キャロル詩集―不思議の国の言葉たち (ちくま文庫) 作者: ルイスキャロル,Lewis Carroll,高橋康也,沢崎順之助 出…
スケッチブック(13) スケッチブック 13 (コミックブレイド) 作者: 小箱とたん 出版社/メーカー: マッグガーデン 発売日: 2018/07/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る
鬼滅の刃(12) 狂氣にみちた一卷。その最高潮はかぶき揚げのシーンでありませう。 そしてしのぶさんに會へるのはコミックスにおいてだけ、なのですな。 鬼滅の刃 12 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 吾峠呼世晴 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/08…
ダンケルク なんともわかりづらい語り口である。ノーラン映畫をろくに觀てないが、いつもそんなふうなのか。あるいはダンケルクの故事があちらでは周知の常識なので説明を要しないのか。時系列が前後するのがどうにも氣もちわるいんだけど。 ダンケルク [WB …
ギルガメシュ叙事詩 ギルガメシュがフンババをたふさうとしたときエンキドゥは止めようとしたのであり、天牛がくだつたのはギルガメシュがイシュタルにつれなくしたためであり、なのにそのためにエンキドゥが死ぬのはひどくないですか。 ライヴァル同士がな…
徳の政治 小説フランス革命(16) もはやあまり讀んでおもしろい話ではない。それは小説家がわるいのではなく革命家たちがわるいのであり、あるいは人間がわるい。 徳の政治 小説フランス革命 16 (集英社文庫) 作者: 佐藤賢一 出版社/メーカー: 集英社 発売…