2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

僕らはみんな河合荘(6)

「MASTERキートン」と「3月のライオン」と「テンプリズム」と一緒に買つて、まづこれを讀むわけだな。僕らはみんな河合荘 6巻 (ヤングキング・コミックス)作者: 宮原るり出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2014/11/29メディア: コミックこの商品を含むブロ…

エズラ記(ギリシア語)

ギリシア語、といはれても正典の「エズラ記」をあまり憶えてをらぬ。エズラが排他的な男であることはわかる。追放された妻やこどもはどうなつたのか。舊約ではペルシアの諸王が奇怪なほど好意的に描かれてゐるのが不審である。

エクスペンダブルズ

ジェット・リーの出演作はなるべく觀ようと思つてゐる。だが、これはどう考へてもろくな映畫ではないことが自明なのでなかなか觀る氣になれなかつた。觀てしまへば思つたほどひどくもない。いや出來がよいとはとてもいへないし、リーの使ひかたはまつたくな…

ボールルームへようこそ(7)

ボールルームへようこそ(7) (講談社コミックス月刊マガジン)作者: 竹内友出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/11/17メディア: コミックこの商品を含むブログ (9件) を見る

グレン・グールド 未来のピアニスト

おもしろい。演奏者による、合理的な解釋には説得力がある。だが合理的であるだけに神話を破壞するわけで、それが殘念にも感じられる。私のやうな凡俗の徒にはね。グレン・グールド: 未来のピアニスト (ちくま文庫)作者: 青柳いづみこ出版社/メーカー: 筑摩…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている(10)

ほんのりミステリ風。叙述トリックぽいものもある。ヒッキーの進路は名探偵になるでどうでせう。やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10 (ガガガ文庫)作者: 渡航出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/11/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (14件) …

伝説の勇者の伝説4 大掃除の宴

前から思つてゐたのだが、どうして卷末にプロローグがあるのだらう。エピローグではいけないのか。伝説の勇者の伝説〈4〉大掃除の宴 (富士見ファンタジア文庫)作者: 鏡貴也,とよた瑣織出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2003/10メディア: 文庫 クリック: 4…

少年検閲官

これはおもしろい。ワトスン役も探偵も魅力的である。世界設定は甘いと感じたけれど、解説の法月氏によればそれも意圖的なものだといふ。そんなものかな。少年検閲官 (創元推理文庫)作者: 北山猛邦出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/08/21メディア: …

週刊少年ジャンプ

「斉木楠雄」に1994年のジャンプの目次が載つてゐる。黄金時代、といへばさうなのかもしれぬ。「マキバオー」の第一回があり、次號で「忍空」がはじまる。だが、私に印象的であつたのは、しんがりを「ボンボン坂高校演劇部」「王様はロバ」「まんゆうき」が…

刑事失格

刑事失格 (創元推理文庫)作者: 太田忠司出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2011/04/21メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る

スタンリーのお弁当箱

惡役教師がムチャクチャすぎてついてゆけない。スタンリーのお弁当箱 [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2013/11/29メディア: DVDこの商品を含むブログ (9件) を見る

ダニエル書補遺

つひにスザンナの物語を讀むことができた。「黒後家蜘蛛の会」でアシモフが(マニー・ルービンがといふべきか)史上初のミステリだとかなんとか言つてゐたので興味があつたのだ。どちらかといへば、つづくベルの話のはうがミステリつぽい。いづれにしてもミ…

俺物語!!(7)

俺物語!! 7 (マーガレットコミックス)作者: アルコ,河原和音出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/11/13メディア: コミックこの商品を含むブログ (11件) を見る

仮題・中学殺人事件

仮題・中学殺人事件 (創元推理文庫)作者: 辻真先出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/04/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 17回この商品を含むブログ (48件) を見る

首無の如き祟るもの

解説子のいふやうにメインのトリックはみごとなものだ。これほどの出來とは思はなかつた。ただ終盤の展開はサーヴィス過剩でガチャガチャになつてしまつてゐると感じる。これほどのトリックならそれだけで勝負してもよかつたのではないか。首無の如き祟るも…

エレミヤの手紙

神の像についてくどくどと。

バルク書

とくにどうといふこともなく。

いまを生きる

結局のところ、小僧どもは机のうへに立つことくらゐしかできなかつたのである。ガキのやれることなどそんなものかもしれないが、なさけない。 ひるがへつて考へるに、生徒の死にキーティングの關與がちいさかつたともいへぬ。すくなくとも私は自作の詩を朗讀…

松谷警部と目黒の雨

この邦題、そして英題が“UNNECESSARY ROUGHNESS”とくる。やられましたね。 おしまひのところで、いい事件(?)だつたかのやうにまとめられてるが、私にはすごくいやな人間關係だと感じて首肯できぬ。松谷警部と目黒の雨 (創元推理文庫)作者: 平石貴樹出版社…