2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

史上最強の弟子ケンイチ(58)(59)

史上最強の弟子 ケンイチ 58 (少年サンデーコミックス)作者: 松江名俊出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/09/18メディア: コミックこの商品を含むブログ (5件) を見る史上最強の弟子 ケンイチ 59 (少年サンデーコミックス)作者: 松江名俊出版社/メーカー: …

天使はなぜ堕落するか 中世哲学の興亡

書名からキリスト教における惡の問題についての本かと思つて讀んでみれば、中世哲学の概説書であつた。私のごとき門外漢にもわかりやすい記述である。 オッカムがそれほどのひととは知らなかつた。人類の思考價値觀への影響の大きさはニュートンにも匹敵しさ…

タイピスト!

どうにも脚本が弱い。勝負の綾をもつと描かないといかんでせう。トリュフォーの「日曜日が待ち遠しい!」にも人差指だけのタイピストが出てきたなあ。タイピスト! DVDコレクターズ・エディション (初回限定生産)出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 20…

シラ書(集会の書)

外典などといふことばは私の中二マインドを刺戟するが、その實體はつまらぬ處世訓の集積でしかないわけだ。

魔法陣グルグル2(3)

なぜかトマが出てこないといふね。魔法陣グルグル2(3) (ガンガンコミックスONLINE)作者: 衛藤ヒロユキ出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2014/10/22メディア: コミックこの商品を含むブログ (6件) を見る

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム

ヒロインはかはいくて美しいしミュージカル・ナンバーはたのしいし、ようございました。インドのひとはやはり輪廻を信じてゐるのかと思ひきや、今どきそんなもの信じてないなどといふセリフあり。 30年前は既婚の女優が主演の映畫にだれも金をださなかつたの…

メリメ怪奇小説選

上階からひとらしきものが落ちてきたのに調べもせずに寢てしまふのはどうなのか。メリメ怪奇小説選 (岩波文庫 赤 534-4)作者: メリメ,杉捷夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/03/17メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (19件) を見る

みすけん!

知識がほとんどないのにマニアたちがおたく的言説をたたかはせるのを聞いてたのしめるか? 文學部なのにフツーの小説も讀んでないのか? いやまあ、文學部だからといつて文學をやつてるとはかぎらないか。 さういへば「十角館」でも學生アリスでも、ミス研の…

黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻

黒魔女さんが通る!! チョコ、デビューするの巻 (講談社青い鳥文庫)作者: 石崎洋司,藤田香出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/15メディア: 新書購入: 7人 クリック: 101回この商品を含むブログ (36件) を見る

脳のなかのワンダーランド

ラマチャンドランの本とかさなる部分も多いがやはり腦のはなしはおもしろい。 印象的だつたことのひとつは、半側無視についての文章でわれわれは皆いくぶんかは左側を無視してゐるといふ説を讀んだこと。これがほんたうならば衝撃的なことではないか? もう…

逃げるは恥だが役に立つ(4)

ご快癒なさつたやうでなによりであります。逃げるは恥だが役に立つ(4) (KC KISS)作者: 海野つなみ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/10メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見る

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVI

イクタがほとんど何もやらない。トルウェイ篇だからなのだらうが、えらくなりすぎたためでもあるのではないか。ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (6) (電撃文庫)作者: 宇野朴人,竜徹,さんば挿出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売…

荒野の1ドル銀貨

スパゲティウェスタンと申しますか、マカロニウェスタンをほとんど觀たことがない。制作費の安いイタリアでつくられたことは知つてゐるが、あくまでイタリア製のアメリカ映畫といふ認識だつたからセリフがイタリア語であることにおどろいた。何度か觀たマカ…

黒い仏

冒頭、ジェイムズ・ブリッシュに捧げられてゐるのを見ておどろく。だが、終盤の展開はそれどころのものではなく茫然とするばかり。たのしんで讀んだけれど、ミステリとしてどう評價したものかわからぬ。黒い仏 (講談社ノベルス)作者: 殊能将之出版社/メーカ…

脱出山脈

アメリカ人の獨善が氣にさはらぬでもないが、なかなかおもしろサヴァイヴァルもの。ストームといふ譯語はちと不審である。嵐ではいけないのか。原題にあることばであるし、なにか理由があるのかな。脱出山脈 (ハヤカワ文庫NV)作者: トマス・W・ヤング,公手…

96時間/リベンジ

テキトーな邦題をつけると續篇でこまることになる。前作が前作なだけになんの期待もせずに觀た。ろくでもない親父だなという感想である。前作では主人公が止めたにもかかはらず娘が出かけたのだからいいが、今回は主人公が招待したために家族が危險な目にあ…

訳詩集 白孔雀

訳詩集 白孔雀 (岩波文庫)作者: 西條八十出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/10/17メディア: 文庫この商品を含むブログを見る

怖い俳句

怖い俳句 (幻冬舎新書)作者: 倉阪鬼一郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/07/28メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る

北国の帝王

鐵道にタダ乘りしようとする浮浪者と阻止したい乘員の攻防を、なぜかゑがく。雙方が技巧をこらすのがなんともおもしろい。アルドリッチのさすがの獨創性である。そしてリー・マーヴィンがカッコいい。 それにしてもホーボーの連中はなんだつて國をそこまで移…

それでも町は廻っている(13)

私は針原さんが好きなのだが、浅井もいいバイプレイヤーだね。それでも町は廻っている (13) (ヤングキングコミックス)作者: 石黒正数出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2014/09/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (34件) を見る