2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「宮廷女官チャングムの誓い」、さほど熱心に見ているわけではない。というかきちんと全部を見たのは数回か。とまれ、佳境のいまは注目していた。が、今回の展開には驚いた。ここまでやってくれるとは思わなかった。まあ、辻褄があってないような気もするが…

「邪魅の雫」(京極夏彦)

出来はまあまあ、というところでしょうか。終盤はとめられず一気に読み、そのおかげで睡眠不足である。そのへんのパワーはさすがだ。 さて、今回の登場人物はこまったひとが多く、関口君がまともに思えるほどである。いれかわりたちかわりにそういう人、つま…

チャンピオン、「ドリル園児」(おおひなたごう)が終了。なんともおおひなた氏らしい作品、としか形容できない。おもしろい回もあればそうでもない回もありました。

ジャンプ、「P2!」(江尻立真)が連載開始。少年誌にはふつうのスポーツまんががつねに不足している。ゆえに支持します。が、やたら入部条件がきびしかったり、逆に廃部寸前でひとあつめしなければならなかったりはもう飽きた。そして「謎の村雨くん」(い…

「涼宮ハルヒの陰謀」(谷川流)

前巻からだいぶ間があいた。話もかなり忘れてしまっている。 なかなかに緻密な構成、に見える。派手なイヴェントもなしで淡々と描いているのには好感をもった。が、はたして、これはおもしろいのか? よくわからない。かの書痴キャラは出番はすくないながら…

「悪夢機械」(P・K・ディック)

というわけでディックの短篇集。昭和62年発行だと。「調整班」、「超能力世界」、「少数報告」あたりが好き。「少数報告」は映画「マイノリティ・リポート」の原作であろうが、これを映画化する発想におどろき、主役にトム・クルーズをあてるのにはあきれる…

「クマムシ?!―小さな怪物」(鈴木忠)

冒頭、クマムシ最強生物説を著者は都市伝説であるとかたづけている。となれば、わたくしがクマムシについて知っていることは無くなってしまうわけですが、そもそも最強説をわたくしはどこで知ったのだろう。なにかで読んだはずだが思い出せない。不思議です…

某所である文章を讀んで、「EVEν」について記し忘れてゐたことがあるのを思ひだした。すなはち、氷室の出番がすくなすぎる。わたくしは弥生やまりなより氷室が好きなのですよ。これはかなりのマイナスですね。 先日フジテレビで放送したチャンピオンズリーグ…

「ぼくがカンガルーに出会ったころ」(浅倉久志)

訳書のあとがきを中心にまとめた雑文集。3割がた既読だがいいってことだ。わたくしもむかし、SFマガジンを購読していたことがあるが、浅倉さん、鏡明さん、荒俣さんがまわりもちでSFスキャナーやってた時代があったのねえ。ま、ミステリマガジンで「大統領の…

「ストップ・プレス」(マイクル・イネス)

アプルビイの捜査はいきあたりばったりで、読んでてイライラする。魅力的な謎である。作家が発表もしていない小説の構想を利用した事件。となればまづ、構想のメモとか、誰かに相談したとか、そんなところからアイディアがもれたと考える。そんな真相ではつ…

ジャンプ、「みえるひと」(岩代俊明)が終了。バトルものになってから興味がうすれた。

サンデー、「地底少年チャッピー」(水口尚樹)が終了。前作は好きではなかったが、これよりはマシであった。それよりも「武心」がおもしろい。まんがの作品としておもしろいかどうかわからないが、あの柔道(なのか?)はいい。ポイントとり合戦と化したい…

「EVE 〜new generation〜」(PS2)

わたくしは「Ever17」というゲームが大好きで、DCのゲームではベストだと思っている(DC版をやった)。「Remember11」にはがっかりしたが、それでも同じシナリオライターのこの作品をやってみることにした。「Ever17」にはおよばないにしてもなかなかの出来…

「風の影(上)」(カルロス・ルイス・サフォン)

「背教者ユリアヌス」はローマ皇帝の物語なのに本を読む話であった。それに対しこちらは本をめぐる話ではあっても本を読む話ではない。というか、本をめぐる話ですらない。「風の影」なる小説の作者についての物語であり、その「風の影」なる小説がいっこう…

アジアカップのサウジ戦、選手はあわてふためいているというか、浮き足立っているようだった。経験のなさと同時に才能のなさも感じる。が、それよりも大熊氏がうるさい。“考えて走る”のなら、あんな事細かな支持はいらないだろう。だまらせるか、でなければ…