「悪夢機械」(P・K・ディック)

 というわけでディックの短篇集。昭和62年発行だと。「調整班」、「超能力世界」、「少数報告」あたりが好き。「少数報告」は映画「マイノリティ・リポート」の原作であろうが、これを映画化する発想におどろき、主役にトム・クルーズをあてるのにはあきれる。まあ、ディック原作の映画はよくて「ブレードランナー」程度らしいので観る気はないですけども。