2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「リフトウォー・サーガ(1) 魔術師の帝国(上)」(レイモンド・E・フィースト)

大昔に一度読んだのだが、続巻には手を出さなかった。「指輪物語」を超えたなどといわれているが、あのような確乎とした世界も、歴史もないのでがっかりしたことをおぼえている。この小説にそんなことを求めるのがマチガイなのですが、なにせ「指輪」にどっ…

週刊少年マガジン43号

「フルたま」(高岡永生)が開始。この間テニスものが始まったばかりなのに何故また。初回はとりあえず及第点。 明日は祝日でサンマガに加えてチャンピオンまで出るので難儀でありました。

「名探偵コナン」(アニメのほうです)

旧作の再放送のようだが、1時間スペシャルでした。 で、これがすごかった。島田荘司さんでもやらないような強引きわまるトリック(ホメています)に感歎。実現可能かどうかなどは問題ではなく、奇想を実現してしまったのがエラい。ま、類似トリックがどこか…

「イリアス(下)」(ホメロス)

トロイ落城が描かれていないことに驚いた。有名な木馬も登場せず、あろうことかアキレウスの死すらない。ヘクトルが死んで、遺体をプリアモスがひきとって終わりとはなぜ? 遺体といえば、戦闘も不思議な展開を見せている。まず武将同士が一騎打ちをする。片…

「ファイナルファンタジーXI プロマシアの呪縛」(PS2)

発売日。 なんとかインストールしてパッチもダウンロードしたけれど、プレイするのは無理みたい。「ジラート」のときは大丈夫だったので心配はしてなかったのですがね。ま、インストールできた分、サービス開始日よりはマシでしょう。ただ、植木がやばい。 …

「capeta(4)」「同(5)」(曽田正人)

2位がファステスト出すところと、カペタがついにオーバーテイクしたときにナオミがこぶしを握りしめるところにはシビれた。 ひさびさにまんがを読んで心を揺さぶられました。必読。

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)」(J・K・ローリング)

お、下巻は面白い。練りこまれたストーリーはたいしたものだが、登場人物にさっぱり魅力がないのが惜しいところ。それに、けっきょくコレは謀略小説ですな。あるいはダンブルドアの最後の長々とした説明を謎解きとみて、ミステリとしてもいいか。ともかくフ…

「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上)」(J・K・ローリング)

あの、ホグワーツという空間の、異常なまでの魅力の無さ、これに尽きますね。主人公がどうしてあそこに行きたがるのかわからない。それは叔父の家がイヤなのではありましょうが、五十歩百歩のように思えます。加えて主人公がやたらといらだっており、しばし…

週刊少年チャンピオン41号

「功夫伝奇アグニ」(木村浩人)が終了。ストーリーがあるでなくキャラクタに魅力があるでなくひたすらバトル一辺倒にするならば、それこそ戦闘シーンをとびきり面白くせねばなるまいが、それは至難なのではなかろうか。

週刊少年マガジン41号

「奇跡の少年」(能條純一)が終了。数あるSFネタでもタイムパラドクスものは、あつかうクリエイターのSF的資質のあるなしを如実に反映してしまう、ということ。その点「FF11」の「稀なる客人」というクエストはなかなか面白かった。 それから、突如として巻…

「イリアス(上)」(ホメロス)

W・ペーターゼンの映画とは関係ないのだが、なぜ読むことにしたのか忘れてしまった。 ふしぎなのは、十年にわたる戦争の十年目だけをあつかっていることである。テティスとペレウスの婚礼も、パリスの審判もないから、これだけでは話がわかりにくいではない…

「光車よ、まわれ!」(天沢退二郎)

ずいぶん長らく捜していた一冊がこのたびめでたく復刊。図書館にもないし、ちくま文庫にはいったのも見つからなかった。さがしている間に妄想をたくましくしておりましたよ。水車や風車のように、光車は光をうけてまわるのかな、と。「まわれ!」と命令して…

週刊少年ジャンプ41号

「地上最速青春卓球少年ぷーやん」(霧木凡ケン)が終了。だからふつうの卓球まんがをやってればいいのに。あとタイトルが長すぎ。 それよりも読切の「魔神探偵脳噛ネウロ」(松井優征)がちょっと面白かった。絵は拙いし(巻末コメントから推して「ボーボボ…

「まんがサイエンスIX」(あさりよしとお)

忘れたころに出るのでこのシリーズは油断ならないね。 学研まんが・ひみつシリーズに読み耽ったころの感覚にひきもどしてくれる、貴重な作品。

「QED 龍馬暗殺」(高田崇史)

「鎌倉の闇」のオビの作品リストを見たら、これを読んでなかったのが判明。ぶーぶー言うのにすかさず買ってきて読んでしまうのだな。ちなみに「竹取伝説」というのも読んだ記憶がまったくないのだけれど、メモによれば読んでいるようです。記憶がかけらも無…

週刊少年チャンピオン40号

「ドールガン」(出口竜正)が開始。なんのまんがかよくわからない。すくなくともダメダメではなさそうですが。

週刊少年マガジン40号

「覇王の剣」(塀内夏子)が開始。なぜどいつもこいつも「三国志」(と「西遊記」)をやりがるのだろう。中国史が嫌いならやらなきゃいいぢゃん。この作家にスポ根をやらせないのは損失なのでは。 さらに「もう、しませんから。」(西本英雄)も開始。楽屋オ…