鈴木忠、森山和道「クマムシを飼うには 博物学から始めるクマムシ研究」
日本の科學者やサイエンスライターには、文系のセンスがたりないと思ふ。
そんなもんが研究にいるかどうかはしらないが、一般向けの讀みものを書くときには重要だと考へる。余分にみえて必要なうるほひが文章にたりなくなるのだなあ。
などとふだんから感じてゐるものだから、「まえがき」でブレイクの詩を引用してるのをみて感心した。
が、Discover誌の記事をうけてのものだつたのかな?
「クマムシ?!」の副讀本のやうなものださうだが、對話のなかで(あ、インタヴューをまとめたものです)この書名を何度も言及してるのを讀んで、これはどう發音してるんだらうと思ふのです。
疑問符がついてるのだから語尾をやはりあげてるんだらうか。
どちらかだけを讀むなら「クマムシ?!」を推薦いたしますね。
- 作者: 鈴木忠,森山和道
- 出版社/メーカー: 地人書館
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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