「岳(1)」(石塚真一)

 好ましい作品であるとはおもうし、べつにつまらなくもない。けれどものたりない。何がいけないのか考えたのだけれどもわからずじまい。ドラマに力がないということなのか。あれだけいろいろ起こってるのにね。ま、そこそこの出来の作品を傑作でないとけなすのは不当ですかな。