図書館の殺人
 作家アリスが捜査にかかはるのに抵抗を感じるのに、この高校生のはうはそうでないのはなぜか。
 自分でもよくわからない。こちらのはうがコメディ色がつよいから、といふのはあるだらうがそれだけとも思はれぬ。
 犯人の行動に説得力を感じない。異常に感情的かと思へばひどく理知的であつたり。

 

図書館の殺人

図書館の殺人

  • 作者:青崎 有吾
  • 発売日: 2016/01/29
  • メディア: 単行本