ビッグ・ボウの殺人
えーこんなトリックなの、といふのが第一の感想である。もつとも1891年の作品であるからしかたはない。讀みやすいし、人物もおもしろく、結末も劇的である。ただ、ヴァン・ダインはフェアであるといふものの、私にはさう思はれない。
![ビッグ・ボウの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 サ 4-1) ビッグ・ボウの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 サ 4-1)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/518SJESCR2L._SL160_.jpg)
- 作者: イズレイル・ザングウィル,吉田誠一
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1980/01
- メディア: 文庫
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えーこんなトリックなの、といふのが第一の感想である。もつとも1891年の作品であるからしかたはない。讀みやすいし、人物もおもしろく、結末も劇的である。ただ、ヴァン・ダインはフェアであるといふものの、私にはさう思はれない。