2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

The Gardens Between わるくないゲームだが、もすこしヴォリュームがほしいか。 大人になつたふたりが思ひかへしてゐるのかと考へてゐたがちがひましたね。 The Gardens Between|オンラインコード版 出版社/メーカー: The Voxel Agents 発売日: 2018/09/20 …

時の車輪 聖竜戦記5 復活の角笛 あやしいと思つてゐる人間にのこのこついてゆく神經がわからぬ。アホばかりだ。 そして時の車輪の決定論も鼻についてくる。個人の意思など何の意味もないのでは。 聖竜戦記〈5〉復活の角笛―「時の車輪」シリーズ第2部 (ハヤカ…

時の車輪 聖竜戦記4 大いなる勝負 第二部の原題"THE GREAT HUNT"といふのが「大いなる勝負」なのかな。だとすると随分あつかひがテキトーではないか。けつきよく何の勝負なのかも、だれが勝つたのかもわからずじまひで。邦題の「聖竜戦記」はさらに意味がわ…

FGO、第二部第三章をやうやくクリア。 前二章よりも興味ぶかい世界設定。ナポレオンに代はる牽引役はゐないが、始皇帝はおもしろい人物である。もつとも驚かされたのは韓信だけど。かれはサーヴァントにならないのだらうか。 戰鬪面では項籍に苦勞させられた…

アラビアン・ナイト(13) 十二卷まで讀んでながらく放置してゐたが、再開してみるとどの話もおもしろい。自分がどうして投げだしたのか理解できぬ。ま、ガリーブの話はたしかに長すぎるし、おなじことの繰りかへしが多いけれども。 興味をひいた點をいくつ…

眼球堂の殺人 The Book 眞相はさほどでもないが、謎と雰囲氣は魅力的でわくわくしながら讀んだ。かういふ人工的なシチュエーションのミステリがいちばん好きなのだなと、あらためて氣づかされた次第。 しかし鶏を割くために牛刀どころか核ミサイルをつかふや…

時の車輪 聖竜戦記3 異能者の都 ナイニーヴはこの小説でもつとも興味ぶかい人物かもしれぬ。ふつう(といふのが何なのかわからんが)エグウェーンが異能者の才能を多くもつでせう。なぜナイニーヴなのか。彼女の物語における役割がよくわからない。そこがお…

ジーサンズ はじめての強盗 ややテンポがわるいがたのしいコメディ。 ストーリーはもうひとひねりあるはうがいいかとも思ふが、それをやらないところが上品ともいへるか。 ジーサンズ はじめての強盗 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホー…

時の車輪 聖竜戦記2 異世界への扉 なぜ主人公だけファーストネームで呼ばれないのだらうか。 聖竜戦記〈2〉異世界への扉―「時の車輪」シリーズ第2部 (ハヤカワ文庫FT) 作者: ロバートジョーダン,Robert Jordan,斉藤伯好 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1…

超級護衛 スーパー・ボディガード ストーリーもカッコつけようとした演出も上すべりしてゐるのはいいとして、アクションの見せかたがいまひとつ。 覺醒したといふか、封印が解除されたのにたいして強くなつてないのではカタルシスを得られないでせう。 超級…

時の車輪 聖竜戦記1 闇の予言 主人公が愚かでイライラする。その愚かさのために愚かな行爲をするだけならまだしも、ぐずぐずしたり餘計なことをしたりで愚かな行爲を貫徹することすらできないのには我慢できぬ。田中芳樹がエッセイのやうな解説で「うじうじ…

レッドスワンの星冠 赤羽高校サッカー部 レッドスワンの星冠 赤羽高校サッカー部 レッドスワンサーガ (メディアワークス文庫) 作者: 綾崎隼 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 発売日: 2018/07/25 メディア: Kindle版 この商品を含む…

五線譜のラブレター ミュージカル仕立てのコール・ポーターの傳記映畫。 五線譜のラブレター 特別編 [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 発売日: 2005/06/03 メディア: DVD クリック: 1回 この商品を含むブログ…

グラスバードは還らない あまりにも偶然に負ひすぎた事件構成ではなからうか。 今後も登場するテクノロジー設定を引きついでゆくと一見さんおことわりのシリーズになりさうな。 グラスバードは還らない 作者: 市川憂人 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: …

スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学 私が無知だからかもしれないが、どこを讀んでも發見のあるおどろくべき書物であつた。 スポーツ遺伝子は勝者を決めるか? アスリートの科学 (ハヤカワ文庫NF) 作者: デイヴィッドエプスタイン 出版社/メ…