The Gardens Between
わるくないゲームだが、もすこしヴォリュームがほしいか。
大人になつたふたりが思ひかへしてゐるのかと考へてゐたがちがひましたね。
FGOのイヴェント、たしかにロードの長さは氣になるが、それよりもペースがつかめないのが困る。
翌日までクエストが開放されないとか、APがつきるといつた明確な切りあげどきがない。もうをはりにしたいと思つたとき、この進行のままでよいのかわからない。畫面左のメーターである程度はわかるし、やめたくなつたら結局はやめるんですがね。
戰鬪が短時間でをはるところ(すくなくとも序盤のいまは)はよろしい。
歌仙はすごい
中公新書つぽくないタイトル。
どこかで子規を批判する文章を讀んだことがある。曰く、俳諧のゆたかな世界を發句のみに限定して貧しくしたと。そんなものなのかなと思つただけなのだが、俳諧、連歌、歌仙といつたものに多少の興味をもつやうになつた。岩波新書に「歌仙の愉しみ」といふのがあるのは承知してたがなんとなく手を出す氣になれなかつたのに、こちらはすつと讀めた。
讀めたが、さて俳諧について何かわかつたらうか。前の句に「つける」といふ感覺すらわからぬやうな。