2010-01-01から1年間の記事一覧

漂流

なんでこんなに漂着するひとやものが多いのだらう。流木などから船をつくるあたりは「飛べ!フェニックス」や「宇宙囚人船の反乱」を思ひださせる。まさかそれでほんたうに脱出できるとは思はなかつた。漂流 (新潮文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 新潮社…

マガジン36・37合併號

「ゼロセン」(加瀬あつし)が終了。この作家にしてはそれほどの出來でもない。やはりダメな男を主人公にすゑないとね。

魂の叫び

「ゲームの話をしよう」を、をりにふれて再讀する。三卷まで讀んで、「魂の叫び」も買ふかなあとそのたびに思ふわけだが、今回はいきほひでほんたうに買つてしまつた。 さういへばごくみじかい期間であるが「ファミ通」を購讀してゐたことがある。やめてしま…

音楽の聴き方

教育テレビの「Schola」を見たら岡田暁生が出てしやべつてゐた。それを見てから讀んだら、どうも印象が「西洋音楽史」と異なる。岡田のしやべりが文章から感じられる。文章の書き手を見てるかどうかでけつこう讀んだ印象もかはるものですね。 たくさんの本が…

おとなりさんは魔女―アーミテージ一家のお話1

「とんでもない月曜日」を所有してもゐれば讀みもしたが、アーミテージものを全三卷にまとめるといふのであれば、あらためて買ふのもやぶさかではない。 それにしてもランサム・サーガといひ、このところの岩波少年文庫はやるぢやないか。おとなりさんは魔女―…

やる夫で学ぶダーツ入門

舞浜シリーズの新作を見過ごしてゐたとは不覺と申すほかはない。ゆるぎない、無上の幸福感。

おれはキャプテン(23)

すさまじい緊迫感にくはへて、意外なけりのつけかた。おれはキャプテン(23) (講談社コミックス)作者: コージィ城倉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/16メディア: コミック クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る

デカメロン(下)

この卷では話にヴァライエティが出てくる。が、さうなつてみるといつもの間男の話のはうがおもしろいと思はれてくる。一話一話がみじかいとも思つてゐたが、ながい話を讀んでみれば冗長なだけに感じられる。おまけに最期の話がひどく共感を絶してゐて、なん…

やる夫がドラゴンクエストの開発者になるようです

うーむ、神話の時代ですね。

製材所の秘密

前半に出てくるランチの名前が「つばめ号」といふ。これはたうとう改譯されて少年文庫いりした「ツバメ号とアマゾン号」を私がまさに讀まんとしてゐる現在、奇妙な暗合といはねばならぬ。 フレンチ警部ではない刑事は大事件にあたり、解決したら昇進できるか…

GIANT KILLING(16)

過去篇をはり。元カラーページが異樣なのは、ペンをいれずに色だけ塗つてあるため?GIANT KILLING(16) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/23メディア: コミック購入: 7人 クリック: 125回この商品を含むブログ …

史上最強の弟子ケンイチ(39)

武器組の弟子はケンイチのライヴァルとして出てこないのかしらん。史上最強の弟子ケンイチ 39 (少年サンデーコミックス)作者: 松江名俊出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/07/16メディア: コミック購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (12件) を…

少女ファイト(7)

試合のそとでえぐい展開。そんなのなくてもおもしろくなると思ふのだが。少女ファイト(7) (KCデラックス イブニング )作者: 日本橋ヨヲコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 219回この商品を含むブログ (39件)…

やる夫がフラグと闘うようです

まだ二話だが上質のコメディは貴重ですからね。

おれはキャプテン(21)(22)

横須賀が交代したのにはおどろいた。ブラウン理論だか何だか知らぬが、野球まんぐわで見たことのない展開である。おれはキャプテン(21) (講談社コミックス)作者: コージィ城倉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/11/17メディア: コミック購入: 1人 クリッ…

マガジン34號

「課長令嬢」(たかちひろなり)が終了。かくしごとは喜劇の基本のひとつである。が、これまたえらくまづい應用でありますな。

キルミーベイベー(1)

どちらかといへば「はるみねーしょん」のはうが好き。キルミーベイベー (1) (まんがタイムKRコミックス)作者: カヅホ出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2009/01/27メディア: コミック購入: 7人 クリック: 71回この商品を含むブログ (100件) を見る

はるみねーしょん

カヴァー下に衝撃をうけた。はるみねーしょん (1) (まんがタイムKRコミックス)作者: 大沖出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2009/02/26メディア: コミック購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブログ (114件) を見る

大洞窟

いつたい日本人をどうかんがへてゐるんだらう。夢を通じて原始人のこころがわかるなんて設定も、日本人ならありなんですかね。大洞窟 (文春文庫)作者: クリストファーハイド,田中靖出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1989/07メディア: 文庫 クリック: 1回こ…

ポヨポヨ観察日記(1)

好みからいへば「そんな2人〜」であるが、卷數が多いのが魅力。ポヨポヨ観察日記 1 (バンブー・コミックス)作者: 樹るう出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2005/06/27メディア: コミック購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (43件) を見る

増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和(1)

期待したほどでもないか。ギャグマンガ日和―増田こうすけ劇場 (巻の1) (ジャンプ・コミックス)作者: 増田こうすけ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/09メディア: コミック購入: 6人 クリック: 196回この商品を含むブログ (135件) を見る

もやしもん(9)

この作品はわからない。まんぐわにしてストーリーにのせる理由がない。しひて申せば細菌どもの繪か。もやしもん(9) (イブニングKC)作者: 石川雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/07/06メディア: コミック購入: 24人 クリック: 598回この商品を含むブロ…

友達100人できるかな(2)(3)

岡野の弟の話がすき。こどもの世界をうまく見せてくれた回がいいつてことかしらん。友達100人できるかな(2) (アフタヌーンKC)作者: とよ田みのる出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/22メディア: コミック購入: 6人 クリック: 34回この商品を含むブログ …

そんな2人のMyホーム(2)

鬱期は脱した、あるいは脱しつつあるが、つぎの鬱期のために氣輕に讀める4コマの備蓄につとめねばならぬ。そんな2人のMyホーム 2 (アクションコミックス)作者: 樹るう出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/03/12メディア: コミック購入: 2人 クリック: 8回こ…

王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜(23)(24)

コミックスの分量をかんがへて連載してるんだな。王様の仕立て屋 23―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)作者: 大河原遁出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/08/04メディア: コミック購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (27件) を…

チャンピオン33號

「ギャンブルフィッシュ」(青山広美、山根和俊)が終了。ギャンブルものとしてすぐれてゐるとは思はないが、作品自體はおもしろかつた。もつとつづいてたと感じるが三年半なんだな。

ARIA(2)

一卷を讀んだときも思つたが、どうも肌にあはない。 これがSFであるとすると、テラフォーミングの技術や生物の生態などの設定があまい。ファンタジーとすると奇想がたりぬ。ならび稱されることもある「ヨコハマ買い出し紀行」の世界の謎はすきであるが、こち…

デカメロン(中)

一話一話がみじかいうへに、テーマがきまつてゐるものだから似かよつた、おなじやうな話がつづく。大半が間男の話だつたんぢやないのか。デカメロン〈中〉 (ちくま文庫)作者: G.ボッカッチョ,ボッカッチョ,柏熊達生出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1987/12…

やる夫はプロ野球選手になるようです

地の文が多すぎるので敬遠してゐたのが失策。こいつはよいよ。そこらの野球まんぐわが裸足で逃げだすくらゐのおもしろさ。かういふ話を市井のひと(?)がつくるのを見ると才能つて何だらうとかんがへてしまふ。

君に届け(2)

陰慘になりさうでならなかつた。でもまあ、好きな話ではない。おもしろくはあつたけど。君に届け (2) (マーガレットコミックス (4094))作者: 椎名軽穂出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/09/25メディア: コミック購入: 19人 クリック: 86回この商品を含む…