怠惰への讃歌
 なんとなくラッセルのやうなひとは大陸の哲學になど關心をもたなかつたのかと思つてゐた。でもマルクスはおろかシェリングニーチェベルクソンなども讀んでゐたのだな。かんがへてみれば哲學史を書いてゐるのだからあたりまへか。よく數學に手をだすひまがあつたものだ。

 

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)

怠惰への讃歌 (平凡社ライブラリー)