録画しておいた「古畑任三郎イチロー篇をやっと見る。このドラマのミステリとしての弱さをいいたてても詮のないことなので措くとして、一番の特長は音楽ではなかろうかと思います。つかわれている楽曲がすぐれているかどうかはよくわからんのですが、とにかく耳にのこる。今も頭のなかで流れており、たいそうなパワーといわずばなりません。加えて、謎解きの前に暗転して古畑にスポットライトがあたるところ、元ネタがあるのかもしれないが製作者の創意だとしたらたいしたものです。それからイチロー選手がうまいとはいえなくてもコレより下手な役者はいくらでもいる程度の演技をみせたのにすこし驚いた。