ヘウレーカ
アルキメデスの工學者としての側面ばかり注目して數學者としての業績を無視してゐるのが、どうも。
兵器を開發したことを氣にやむのも、あまりに近代的感覺をもちこみすぎてゐるやうに感じられる。古代人をばかにしすぎかな?
大逆転裁判
やつと二話にはひつたところだが、氣がついたことをいくつか。
ワトソンがいきなり死ぬ。犯人とされる人物の名がジェゼール・ブレットといふ。そのわりに肩だか脚だかをやつたわけではなかつた。
人物のモーションが凝つてゐる。それがテンポをわるくしてゐるとも感じたが、見てゐるうち、これは「逆転裁判」に混入した「ゴーストトリック」的要素であるとわかつた。さう思ふとたのしくなつてくる。
いろいろと「逆転裁判」一作目とパラレルな關係にあるが、一番の變化は刑事かもしれぬ。でもホソナガ刑事を見てると勞咳でもわづらつてるのではないかと不安になる。
スサトさんの首をかしげるさまがかはいい。
ホームズのシャドー・ボクシングをする姿をみて、ジェレミー・ブレット(こちらもブレットだ)を思ひだした。