「飛鳥幻の寺、大官大寺の謎」(木下正史)

 オビの文句は“古代寺院の謎をスリリングに解き明かす!”とあって面白そうなのだけれど、私は古代史にさしたる興味がなく、あまり楽しめなかった。なぜこういう本を買ってしまうのか、自分でも謎である。とりあえず、もちっと図を用意したほうがわかりやすくはなかろうか、と思うのです。