週刊少年チャンピオン30号

 読切の「絶対解決まぐれ君」(ミッチェル田中)がちと面白い。ヒントの出しかたなど、かなり甘いのだけれど、それでも他の本格もののまんがよりは読める感じがいたしますね。メインのトリックも乱暴すぎるが豪放さは買える、か?
 そして「電気頭脳園」が終了したのにはびっくり。チャンピオンはゲーム・映画の紹介ページが他誌とくらべて充実しているのだから、おわらせる手はないでしょうに。むしろ、音楽や小説などにも手をのばすべきなのではないのか。とまれ、あまり話題になっていないゲームを大きくとりあげたりするこのコーナーは私にとってはチャンピオンの目玉のひとつでありました。このコーナーで、たとえば「どきどきポヤッチオ」などを発見したものです。