マンガ

石川雅之「もやしもん(3)」

二卷を讀んでもういいかと思つたのですが、家人は氣にいつたやうでつづきを買ふはめになつた。 ストーリーはもとから弱いが、いつそなしでもいいと思ふ。キャラもへらしてですね、学研まんが・ひみつシリーズふうにしませうよ。ハシラにはキャラ紹介でなくて…

少年マガジン46號

名島啓二「ちきゅう観測隊!!」がひさびさに載つた。私、これが好きなのです。連載してください。 また、おなじく讀みきりの石垣冬樹「10minutes!」もよござんす。新人のやうだが、かういふ作風をわすれないでほしいなあ。 星野泰視の新連載「ファウスツ」は…

猪原賽、横島一「悪徒―ACT―」

少年チャンピオン45號で終了。 でなくて第一部完か。なんだか打ち切りふうであるが。 スカジャンを着て變身してバトル。 かういふのがチャンピオンはすきだねえ。だから近所のコンビニでおかなくなつてしまふのではないかい。

石黒耀、外園昌也、正吉良カラク「カグツチ」

少年マガジン45號で終了。 マガジンではけつこう讀めるはうだつたとはいへ、すぐれてるとはいひがたい。 主人公が行動によつて事態を打開するやうな展開がすくなく、ただながされてだけみたいな。まあ、あひては火山ですからねえ。 主人公の特殊能力も活かし…

松江名俊「史上最強の弟子ケンイチ(29)(30)」

ラグナレク篇以降をあまり評價してないのだけれど、かうしてまとめて讀んでみるとけつこうきちつと伏線をはつてあるのだなあ。 にしてももう30卷か。史上最強の弟子ケンイチ 30 (少年サンデーコミックス)作者: 松江名俊出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/…

PEACH-PIT「Rozen Maiden(1)」

べつに麻生さんが首相に、いや自民黨總裁か、なつたからではなくてですね、私はいはゆるやる夫スレがわりと好きなのである。 で、そこでしばしばヒロインを演じる(といふのか)キャラをもすこし知りたいと思つたのだ。それで「らき☆すた」も讀み、先だつて…

小沢としお「ナンバMG5」

少年チャンピオン42號で終了。 卷末コメントを讀むまでをはつたことに氣づかなかつた。 しばらくやすんで、タイトルをかへて再登場するらしいが、それにしても唐突な。 ついでに「フジタチバナ」もをはり。まづまづの出來だが、もちつと農作業ネタをいれてほ…

施川ユウキ「サナギさん」

少年チャンピオン號で終了。 「酢めし疑獄」がをはつたときほど殘念ではないのは、ここのところ低調だと思つてゐたため。また連載をやつてくれるならそれでよし。 それはそれとして、この最終回はなかなか見られないほどみごとな最終回である。私はRPGをラス…

古味直志「ダブルアーツ」

少年ジャンプ41號で終了。 原因不明の死病が蔓延する世界。主人公にはふしぎなちからがあり、彼と手をつないでゐると病気が進行しないのである。ヒロインは罹患してしまひ、主人公とずつと手をつないでなければならなくなる。 風呂にどう入るか、なんてエピ…

吉田正紀「イフリート〜断罪の炎人〜」

少年サンデー40號で終了。 カネをもらつて人殺しをする暗殺者の話ならまだ許容できるのだが、あいつらは惡だからといつて殺すテロリストの物語はうけつけがたい。マガジンでもいまそんなのやつてるんだよなあ。 いちわう復讐譚でもあるにはあるのだけどね。

濱田浩輔「どがしかでん!」

少年ジャンプ40號でをはつたバスケットもの。 スポーツマンガにおける部活動にはふたつのパターンがある。 主人公が入部するのにも苦勞するやうな名門中の名門か、部として成立するのもあやふいやうな弱小か、であります。 もうそんなのばかりなのも飽きたの…

東雲太郎「キミキス(4)」

二卷三卷がさほどでもなかつたので、このまんがは一卷だけでをはつてるのかと思つてゐたが、これはなかなか。 といふか、單に強氣でリードしてくるやうなヒロインがこのみであるだけかしらん。 摩央姉ちやんがちよつとせつない。キミキス 4―various heroines…

木村シュウジ「覇道」

少年チャンピオン39號で終了。 なんかゴツい男がなぐりあふまんが。男はタフで力がつよいので勝つ。工夫もひねりもありません。 なぜなぐりあふのか。むかしの友人と再會するためである(たぶん)。だが、再會してみれば友人はかはりはててゐて、けつきょく…