2006-05-24から1日間の記事一覧

「真実の問題」(C・W・グラフトン)

殺人を犯した主人公の語り手がいささか莫迦っぽいことをのぞいて共通点がないのだが、「罪と罰」をしきりに想起した。辯護士である彼は法廷でみづからを辯護する。その過程はとてもサスペンスフルでおもしろい。『ガードナー最強のライヴァル』などとあおる…