変成譜 中世神仏習合の世界
 日本佛教を、といふか大乘佛教を好まぬためもあつて、概念操作するばかりなのにうんざりする。本覺思想とか愚劣のきはみだと思ふ。
 それを棚にあげればそこいらのファンタジーなど及びもつかぬほど突飛なアイディアでおもしろいといへるかもしれぬ。
 佛教の女性蔑視も根深いものがある。
 「大神」ではアマテラスはオオカミだつたが辰狐すなはちキツネでもあるのだなあ。

 

変成譜 中世神仏習合の世界 (講談社学術文庫)

変成譜 中世神仏習合の世界 (講談社学術文庫)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/07/10
  • メディア: Kindle
 

 
時の車輪 竜王戴冠8 竜王の旗のもとに
 この卷はおもしろい。そこまでの展開がトロすぎるのよね。
 ペリンはいつたいどこへ。

 

 
情婦
 原作は讀んだしドラマも見たのだが、毎度あのレンズの試驗はなんだつたのかと思ふ。
 ウィルフリッド卿のチャールズ・ロートンがよい。ミス・プリムソルもいいので調べたら、エルザ・ランチェスターだと。「MASTERキートン」のあれですか?