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ダンジョン飯(3)
ダンジョンの設定など世界の細部を構築する才能に感歎することしきり。エピック・ファンタジーの大作を描いてみればいいのにと思つたが、この才能がかういふ作品を描くのがいいのかもしれぬ。
ダンジョン飯 3巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2016/08/12
- メディア: Kindle版
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柳生忍法帖(下)
ヴァレーボールでもバスケットボールでもラクロスでもなんでもよいが女子のスポーツ・ティームがあり、男の主人公がコーチをするといつた話がある。この小説はそれなのだ。當然、女難もある。1964年にチャンバラ小説でこれを實現するとはさすが山田風太郎。
そして鶴ヶ城に入つたあとの十兵衞がなんともカッコいい。この十兵衞は「おぼろ」や「死す」の十兵衞よりも魅力的である。