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バロン
あまり評判がかんばしくないがエリック・アイドルが出てゐたので滿足する。なぜかロビン・ウィリアムスやスティングも出演してた。芝居が現實にすつとかはるシーンが好き。ヴィーナスの誕生も。ヴィーナスがユマ・サーマンだとエンドロールを見て知つた。
全體としては「七人の侍」(の前半)のやうな仲間をあつめる話であつた。
君と時計と塔の雨 第二幕
タイトルがちがふのに第二幕とはいかに。
前作の不滿のひとつは消失したひとがどうなつたのか、まるでわからなかつたことである。そこに觸れてゐのはよいが、けつきよくあやふやなのがどうも。非線形といふか複雜系といふか、それ的にかんがへればそのひとにとつて重要なひとが何箇月もまへに消えたら歴史は大きくかはると思ふ。それをいつたら歴史改變系のストーリーはみんなダメになるけども。
話はいよいよ錯綜をきはめておもしろい。
ドミトリーともきんす
雪のふつてくるところ。
それに「たかさごや」のシーンがすばらしい。
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
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