なぜ意識は実在しないのか

 著者の語り口が性に合はぬ。むしろ氣に喰はぬ。以前べつの著作を讀んだときにもさう感じたから、これはもうさういふものと受けとるほかない。いろいろ考へさせられはしたが、終始いらいらさせられもした。

なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)

なぜ意識は実在しないのか (双書 哲学塾)