2014-02-16 春の戴冠1 作品はともかく、ボッティチェリそのひとについてはサヴォナローラにのせられたスットコドッコイといふ印象しかない。いや、作品にしたところで有名な二作のほかはろく知らぬ。ボッティチェリがあだ名でしかないのこともはじめて知つた。 ボッティチェリや大ロレンツォが若いころ、すでにフィレンツェの衰退は始まつてゐたのか。 語り手がなぜレオナルドの名を記憶してないのか。どういふ小説的しかけなのだらうか。春の戴冠〈1〉 (中公文庫)作者: 辻邦生出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る