愚者のエンドロール
「氷菓」のことはおぼえてをらぬ。わづかに姉がどうしたとかのいきさつのみ記憶してゐる。それでいふのも何だが、今作のはうがだいぶおもしろいと思ふ。謎に魅力がある。ただ、主人公のひねくれポーズはかなり痛々しく、ほとんど正視にたへぬ。
- 作者: 米澤穂信,高野音彦,清水厚
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2002/07/31
- メディア: 文庫
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「氷菓」のことはおぼえてをらぬ。わづかに姉がどうしたとかのいきさつのみ記憶してゐる。それでいふのも何だが、今作のはうがだいぶおもしろいと思ふ。謎に魅力がある。ただ、主人公のひねくれポーズはかなり痛々しく、ほとんど正視にたへぬ。