石黒正数「それでも町は廻っている(5)」
作者のミステリ趣味がほの見える話が好き。
「学校迷宮案内」はオチこそガッカリだが、推理のプロセスはみごとであるし、「夢現小説」はミニ「匣の中の失楽」といつた風情がございます。
でも一番は「蘇る脳細胞」かな。歩鳥はほんたうに探偵になれるのかもしれない。
奇遇なことに、チャンピオンで石黒氏の連載もはじまつたね。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2008/12/26
- メディア: コミック
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