「へうげもの(1)」(山田芳裕)

 織部が主人公の長篇まんが、などというものが存在することにおどろく。以前、スーフィズムをテーマに12世紀アラビアを舞台にしたミステリを読んだが、ディープでしかもエンタテインメントという作品とその製作者には畏敬の念を感じますねえ。でも、すごくおもしろいというわけでもないよね。信長のへんてこな恰好は印象的。