「インファナル・アフェアIII 終極無間」(アンドリュー・ラウ)

 一作目には及ばないものの、なかなかにおもしろい。が、ここまで話を複雑に組み立てる必要があったのかね。サムの行動など、最初はほとんど理解不能ではないですか。冷静に考えればそれくらいの作品なのに、なぜか目がうるんでしまった。三人がたのしそうに語らうシーンが印象的であり、救いである。