「オレンジ党と黒い釜」(天沢退二郎)

 またもや闘争の物語なわけです。どんな意味や意味があるのかわからない闘争にまきこまれ、ひたすら戦うのみのストーリーは、面白いのだろうか。世界観というかコスモロジーというか、舞台の設定にもうすこし魅力があればなあと思う次第。