2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和元禄落語心中(2) もう過去篇にいくのか。といふかこちらが本篇か。 昭和元禄落語心中(2) (ITANコミックス) 作者: 雲田はるこ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー さして期待して觀たわけでもないのにもうすこしおもしろくてもいいはずだと感じる。せめてコミカルな演出がマシだつたらよかつたらうに。最後をジャクソン5で終へるのはなかなか味なマネをすると思つた。 最後の最後のハ…

宇宙兄弟(7) 弟のはうにはさほど魅力を感じないな。 宇宙兄弟(7) (モーニングコミックス) 作者: 小山宙哉 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

旧約聖書の謎 けつきよく謎は解明されないのである。だが、舊約はわけのわからぬ文書が多いので解説されるとおもしろい。舊約本をもつと讀まうかしらん。本書を讀んで疑問に思つたのはモーセは捨て子なのになぜ兄がゐるのだらうか。「出エジプト記」を讀んだ…

ザ・レイド インドネシアの映畫をはじめて觀た。カンフー映畫のやうなもの(シラット映畫か)と思つてたらひどく殺伐としてゐる。ああした殘酷描寫はイスラムの教へに抵觸しないのだらうか。 體技もなかなか見せる。シラットなる武術を「ケンイチ」ではじめ…

マネーフットボール(1) サッカー版「グラゼニ」、といふわけでもないのかな。主人公がだめすぎて共感できないのだが。 マネーフットボール 1巻 (芳文社コミックス) 作者: 能田達規 出版社/メーカー: 芳文社 発売日: 2015/09/30 メディア: Kindle版 この商…

太宰治の辞書 とりたてて何がおこるでないストーリーをこれだけ讀ませてしまふとは。内容は「六の宮の姫君」系といへばいいのか。 太宰治の辞書 作者: 北村薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/03/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (26件) を…

スペシャルID 特殊身分 もつぱらドニー・イェンのために觀た。最後のたたかひでやたらとしめたり、きめたりしてたのはどういふ趣向だつたのだらう。 ヒロインがなかなかぐわんばつてゐた。とくにせまい自動車のなかでのアクションはたいしたものだ。ラストで…

エンデュアランス号漂流 地圖に航路を書かないでほしい。つぎにどこに行くかわかつてしまふではないか。 エンデュアランス号漂流 (新潮文庫) 作者: アルフレッドランシング,Alfred Lansing,山本光伸 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2001/06 メディア: 文庫…

愚者が出てくる、城塞が見える むかしクイーンの何といふタイトルだつたか、エラリイが頭痛にくるしむ話を讀んだ。私自身が頭痛もちでエラリイが痛い痛いといふたびに自分まで苦しくなり、謎そつちのけで頭痛が治つてほしいと願つたのである。ふだんそこまで…

監獄学園(2) 一卷よりもおもしろくなつた。だがどうもこの作品の勘所といふか焦點といふかねらひがよくわからない。 監獄学園(2) (ヤングマガジンコミックス) 作者: 平本アキラ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/02/15 メディア: Kindle版 この商…

マダムと泥棒 アレック・ギネスのニヤニヤ笑ひがとてもよい。 マダムと泥棒 [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント 発売日: 2004/11/05 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (10件) を見る 昭和元禄落語心中(1) …

謎の彼女X(2) 體調がわるくて一向に本が讀めない。 謎の彼女X(2) (アフタヌーンコミックス) 作者: 植芝理一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/09/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る

テンプリズム(7) こまかいことだが異世界なのに新體操があることに違和をもたないセンスがどうもねえ。 テンプリズム 7 (ビッグコミックス) 作者: 曽田正人,瑞木奏加 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/12/28 メディア: コミック この商品を含むブログ…

一神教と多神教 その「神々の沈黙」なる書物を讀んでをらぬのでしかとはわからぬが、二分心なんて途方もない妄言にしか思はれない。よつて終盤の議論はまじめに受けとることができなかつた。アルファベットの普及により神々のこゑが聞こえなくなるのであれば…

マルドロールの歌 マルドロールの歌 (集英社文庫) 作者: ロートレアモン,前川嘉男 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 1991/04 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (16件) を見る

この音とまれ!(1) 「スラムダンク」の三井があばれるくだりは例の有名なセリフなどとあいまつて人氣のやうである。だが私はさつさとバスケをやれと思つてゐた。このまんぐわでいへば、はやく演奏しろとなります。アウトローといふか、ぐれた人間への共感…

眠られぬ夜のために 下巻 讀めば讀むほどキリスト教思想と申しますかキリスト教的價値觀に嫌惡の念がつのるやうな書物であつた。クロムウェルやカルヴァンを英雄と呼ぶ人間のなにを信用するといふのか。 眠ることができないことを私はつねに「眠れない」とい…