2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

浮草

はづかしながら小津作品を觀るのは二作目。ひととひとが會話をするとき、そのひとの正面からのショットをつかふのが印象的である。ストーリーはほぼどうでもよし。浮草 [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2012/10/26メディア: DVD クリック: 1回この商…

テンプリズム(3)

なんともあくの強いストーリー展開ですな。テンプリズム 3 (ビッグコミックス)作者: 曽田正人,瑞木奏加出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/02/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る

ふだん行きつけの大きくもない書店へ行き、ハヤカワ文庫の棚を見る。品ぞろへが期待できないので、長年かよつてゐたのに見るのははじめてである。SF文庫が二十册ほどもあつたのは豫想外であるが、半分がローダンだつた。いいのだらうか。 ディックと七王国と…

あさひなぐ(13)

あさひなぐ 13 (ビッグコミックス)作者: こざき亜衣出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/10/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (4件) を見る

ダンジョン飯(1)

じつに上質なコメディ。今年にはひつて讀んだまんぐわで、紙の本で買へばよかつたと思ふのは「子供はわかってあげない」と「決してマネしないでください」につづき三作目である。 「ダンジョンマスター」といふ昔のヴィデオゲームを思ひだした。ダンジョン飯…

重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る

副題が長い。ホログラフィー原理てなおもしろいですな。重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)作者: 大栗博司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/05/29メディア: 新書購入: 4人 クリック: 196回この商品を含むブログ …

フレイム王国興亡記

なかなか個性的でおもしろいストーリーではあるが好みではない。最後にウェットな話に堕してしまつたのにはがつかりした。さうでなくても銀行員が主人公の話など好きになれないが。 「〜ますよ?」とか「〜ですよ?」式の疑問文が頻出するのに閉口する。 こ…

マッキー

やはりインドのひとは轉生譚が好きなのだらうか。考へてみれば「オーム・シャンティ・オーム」も同樣に轉生復讐譚だ。佛教が輪廻を自明の前提としてゐる(やうに見える)のも當然とすべきか。 一見あほな映畫のやうでかなり周到な配慮がほどこされてゐる。と…

史上最強の弟子ケンイチ(60)(61)

登場人物がむやみに多い作品である。多くの人物にそれぞれ出番を用意する、それ自體はキャラクタを使ひ捨てにしない作家的良心の發露であらう。だがそのためにストーリーも畫面もゴチャゴチャさせてゐることも否定し得ない。 まあ序盤はたいへんたのしんだし…

風雲児たち(1)

風雲児たち 1巻 (SPコミックス)作者: みなもと太郎出版社/メーカー: リイド社発売日: 2013/09/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

クリスマスに少女は還る

うーん、「逸脱が必然」かなあ。人物造形はみごと。奇しくもつづけてクリスマスものを讀むこととなつた。解説のAmazonの説明に隔世の感あり。クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)作者: キャロルオコンネル,Carol O’Connell,務台夏子出版社/メーカー: 東京…

アオイホノオ(2)

アオイホノオ(2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)作者: 島本和彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/09/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

ドゥームズデイ・ブック(下)

ロケーターがどんなものかよくわからぬが、そんなに降下點がだいじならばキヴリンにも持たせておくべきではないのか。でなくとも代替手段を設けてしかるべきであらう。 ふだんはさうでもないのだけれど、中世についての本を讀むとフランス革命や科學の進歩の…

神託学園の超越者

無能力者がヒロインのはうだつたりするのがおもしろい。世界が小説であることをうまく活かせたとはいへないし、やさぐれ主人公がやる氣になるプロセスも説得的ではないけれど。神託学園の超越者<トランセンダー>作者: 秋堂カオル出版社/メーカー: SBクリエ…

ドゥームズデイ・ブック(上)

現代パート(といつても未來だけど)のはうがおもしろいのだがいいのだらうか。コリンがいい。アメリカの作家なのにアメリカ人を揶揄してる。ドゥームズデイ・ブック(上) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-4) (ハヤカワ文庫SF)作者: コニー・ウィリス,松尾たいこ,大森…

バットマン

「バードマン」にも關心があるがまづこちらを觀る。 ジャック・ニコルソンが主演のやうなものだな。ジョーカーがさまで魅力的とも思はぬにしてもバットマンがそれ以下だからねえ。 ジャック・パランスが出てたのか。プリンスの曲がいくつも使はれてゐたのに…

白き煌王姫と異能魔導小隊 1

「ザンス」のビンクのやうな能力なのかな。後半に抑制を缺いたが新人ならばしかたないとするべきか。白き煌王姫と異能魔導小隊(チート・フォース) 1 (オーバーラップ文庫)作者: 桐生恭丞出版社/メーカー: オーバーラップ発売日: 2014/01/10メディア: Kindl…

ベイビーステップ(3)(4)

つむじが二つあるとあんな髪型になるの?ベイビーステップ(3) (講談社コミックス)作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/16メディア: コミック購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (16件) を見るベイビーステップ(4) (講談社コミッ…

ラディカル・ホスピタル(27)

わが心のささへ。年二回刊行されなくなつて悲しい。ラディカル・ホスピタル (27) (まんがタイムコミックス)作者: ひらのあゆ出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2015/02/06メディア: コミックこの商品を含むブログ (5件) を見る

謹訳 源氏物語 一

川原泉の登場人物たちが源氏をボロクソにこきおろすシーンを思ひだした。源氏姓をもらつたからといつて源氏とよばれるのは奇妙に聞こえるがそんなことはないのか。謹訳 源氏物語 一作者: 林望出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2013/06/10メディア: Kindle版こ…

テンプリズム(2)

思つたよりおもしろい。テンプリズム 2 (ビッグコミックス)作者: 曽田正人,瑞木奏加出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/11/28メディア: コミックこの商品を含むブログ (2件) を見る

変身物語(上)

ギリシア神話にこんなに變身譚があつたのか。オウィディウスがつくつてないか? 内容よりもバラバラな話をなんとか一本のながれをまとめようとするオウィディウスの編輯努力が印象的。成功してゐるとも思はれないが。オウィディウス 変身物語〈上〉 (岩波文…

ベイビーステップ(1)(2)

ベイビーステップ(1) (講談社コミックス)作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/15メディア: コミック購入: 4人 クリック: 152回この商品を含むブログ (63件) を見るベイビーステップ(2) (講談社コミックス)作者: 勝木光出版社/メーカー: 講談…

コトノバドライブ(1)

いよいよストーリーが稀薄になつてゆく。コトノバドライブ(1) (アフタヌーンKC)作者: 芦奈野ひとし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/01/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (10件) を見る

アルケミストの終焉創造術

會長は副會長の能力を知らなかつたのか?アルケミストの終焉創造術≪ニルヴァーナ≫ (GA文庫)作者: 森田季節出版社/メーカー: SBクリエイティブ株式会社発売日: 2014/07/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

GIANT KILLING(33)(34)

GIANT KILLING(33) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/10/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (11件) を見るGIANT KILLING(34) (モーニング KC)作者: ツジトモ,綱本将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 201…

ロスト・ボディ

どうしてそこまでまはりくどいことをせねばならぬのだ。ロスト・ボディ DVD出版社/メーカー: 松竹発売日: 2014/02/08メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る

フルーツバスケット(1)

フルーツバスケット 1 (花とゆめコミックス)作者: 高屋奈月出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2013/07/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る