2004-10-05から1日間の記事一覧

「顎十郎捕物帳」(久生十蘭)

ミステリとして評価すると、謎は魅力的なものの真相はそれほどでもない、といったところでしょう。が、主人公がいいし、文章もユーモアはすばらしく、楽しく読めました。 解せないのは、中盤で主人公が駕籠かきになってしまうこと。その後もやってることは変…