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GIANT KILLING(46)
GIANT KILLING(46) (モーニングコミックス)
- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/23
- メディア: Kindle版
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(12)
かなり間があいたので忘れてしまつた。
「青春ラブコメ」でなくてもいいが、コメディではあつてほしいのだが、私の嗜好と作者のめざすものはちがふのでせうね。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)
- 作者: 渡航
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/09/29
- メディア: Kindle版
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黒衣の刺客
ストーリーはかういふものだとして、演者の體技がもつとマシであればなあ。數すくないバトルシーンも、もつとキレがあれば見られるものになつてたはず。
印象的なシーンはいくつもあつたのだが。
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宇津保物語・俊蔭 全訳注
うーん、つづきが讀みたい。はじめから全部を讀める本を買ふべきであつた。
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ごまかさない仏教 仏・法・僧から問い直す
サンガの話がおもしろかつた。日本では一度もサンガが成立したことがなかつた。唯一サンガらしきものができたのがオウムにおいてであつたといふ皮肉。
レゴバットマン ザ・ムービー
疲れた。畫面上でつねに何かがうごきまはつてゐて非常に目の負膽が大きい。いや、それなら實寫映畫でもおなじはずだが、どうしてなのだらう。
ハリウッドのアニメーション特有のお説教にも閉口した。お説教でもテーマでもメッセージでもいいが、ストーリーの底流にそれがあつて感じとれるといふならともかく、ストレートにやられるとうんざりする。ジョーカーときちんと對してないとかいはれてもねえ。こども向けだから、なのだらうけども。
クライマックスの危機にきはめてレゴ的な解決をしたことは評價する。
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『マルタの鷹』講義
娯樂小説をこんなふうにこまかく分析する意味がほんたうにあるのかといふ疑念をどうしても拭ひさることができない。だがそれはそれとして、たいへんたのしんで讀んだ。それは文學的な分析を娯樂のレヴェルにひきずりおろして消費したといふことになるのかもしれないが。
ハメットは「赤い収穫」「マルタの鷹」しか讀んでないがほかも讀みたくなつた。
ジョン・ヒューストンの映畫も大昔に觀たきりなのでまた觀たくなつた(とくにピーター・ローレを)。
幾度も引きあひにだされるぺリイ・メイスンものも未讀が多い。讀みたくなつた。
たくさんの本への經路をひらいてくれたこの本はやはりよい本だ。