「ウェストサイド物語」(ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ)

 なんとも華のない主役ふたりですこと。ミュージカルの主役には歌って踊れないとダメでしょうに。ナタリー・ウッドすらぱっとしないのはちと意外でありました。
 歴史的価値はあるのだろうが、今観てたいした作品ではない、という印象。ま、“America”、“Gee,Officer Krupke!”あたりがよかったかな。
 あと、ケンカをとめれ、とかいって最悪の事態をひきおこしたくせに自殺しないジュリエットには驚きました。