鬼滅の刃(11)
 玉壺や半天狗にもしまひには感情移入できるやうになるのだらうか?

 

 
言語を生みだす本能(上)
 チャールズ・ダーウィンの爺さんの名はふつう「エラズマス」と表記されるんだが。
 それで翻譯に不信をいだいてゐたものでしらべると、ハインラインの"Time for the Stars"は「宇宙に旅立つ時」「宇宙兄弟のひみつ」として譯出されてゐるぢやないか。讀んだことないけど。

 

言語を生みだす本能(上) (NHKブックス)

言語を生みだす本能(上) (NHKブックス)

  • 作者: スティーブンピンカー,Steven Pinker,椋田直子
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 1995/06/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 17人 クリック: 151回
  • この商品を含むブログ (67件) を見る
 

 

青銅ランプの呪
 いや、おもしろかつた。
 フェアとはいひがたいところがあるし、ひどいご都合主義もあり、そもそも事件そのものがチンケである。だが、わけのわからぬ不可思議状況が魅力的だし、探偵が眞相に氣づくシーンの演出がすばらしい。わくわくしながら讀みました。
 ところでクイーンのエッセイ集"In the Queen's Parlor"がおもしろさう。讀みたい。

 

 

炎の城
 「ハムレット」のおもしろさはハムレットが何を考へてるのかわからぬところだと思ふ。だがかうして觀るとオフィーリアへのしうちはいくらなんでも酷いですね。
 主人公の復讐の意味を薄れさせるラストの改變はあまりよろしくない。チャンバラの迫力の無さも殘念。

 

炎の城 [VHS]

炎の城 [VHS]

 

 

ごほうびおひとり鮨(2)

 

 

マニエリスム談義 驚異の大陸をめぐる超英米文学史
 やはり高山宏の自讃といふか自慢が苦手だ。言ふことに飛躍があらうが意味が曖昧だらうが氣にしないが、この自慢だけは受けつけない。この本は對談だけあつてアクがいつもよりつよい感じがする。

 

 

バロックの光と闇
 「ルネサンスの光と闇」はとても好きな本で、中公文庫でもつとも愛着のある本のひとつである。なもんでタイトルのみ見て買つた。
 圖版が多數なのはうれしいが、「ルネサンス」とくらべるとだいぶ薄味ね。

 

バロックの光と闇 (講談社学術文庫)

バロックの光と闇 (講談社学術文庫)

 

 
機動警察パトレイバー 劇場版
 多くのレイバーが暴走してる時點で原因はOSとしか考へられなくはないか?
 實績のないOSを八割(だつけ)ものレイバーに搭載したりするか?
 獨力でつくりあげたOSだからといつて、餘人にいぢれないシロモノを世にだしたりするか?
 箱舟でノアで嵐ならば洪水傳説がモティーフだらうが詩篇やらバベルやらが混ざつて焦點をむすばないのが氣持ちわるい。

 

機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

機動警察パトレイバー 劇場版 [Blu-ray]

 

 

ナイトホークス(下)

 

ナイトホークス〈下〉 (扶桑社ミステリー)

ナイトホークス〈下〉 (扶桑社ミステリー)