現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から
 おもしろい。この大部を(私にしては)さつと讀めた。最近のゲームほどわからないのは私のゲーム離れを示してゐるのか。
 私のすきな「カオスシード」がおほきく取りあげられてゐるのに驚く。

 

現代ゲーム全史  文明の遊戯史観から

現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から

 

 

特捜部Q キジ殺し
 ADLER-OLSENとあるからこれはエーズラ=オールスンといふ二重姓なのかしらん。
 ひとことで申せば私はカールの物語を讀みたかつたのにほとんどキミーの話だつた。キミーに魅力がないはいはぬが、ラストでピンチのカールをキミーが颯爽と救ふ展開はすんなりとは飲みこめなかつたな。

 

特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)

特捜部Q ―キジ殺し―― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1853)

 

 

ヨルとネル

 

 
アイスマン
 ドニー・イェンが出てるといふだけで觀たので結末にあつけにとられた。アクションは全然だめとはいはぬものの、さして評價できないし、コメディ部分はひどく低調である。ドニー・イェンも仕事えらばないなあ。

 

 

鬼滅の刃(5)
 しのぶさんは義勇さんを天然ドジつ子だと考へてゐたんですか。

 

鬼滅の刃 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

無法の弁護人2 正しい警察との最低な戦い方
 いや、おもしろい。讀みだすと止まりません。
 阿武隈の“超能力”がうまいしかけになつてゐる。もしそれがほんたうならば、このムチャクチャもありかもしれぬと思はせてしまふ。

 

 
こそあどの森の物語 水の森の秘密
 私のすきなスミレさんがたくさん出てくるのがうれし。
 シリーズ完結は殘念。あと十册くらゐあつてもいいのに。やはり一作目の「ふしぎな木の実の料理法」がすきだ。スキッパーがみんなと段々なかよくなつてゆくから、ではなく、あすはまた別のひとを訪ねないといかんのかとスキッパーがアンニュイになるところがいいのです。

 

 

インクレディブル・ハルク
 ふと「アヴェンジャーズ」なる映畫を觀ようと思ひたち、まず豫習として「アイアンマン」を觀た。あれは何箇月前であつたらうか。これでやつと第二段階にいたつたわけだが、このぶんでは何年がかりの作業になるか知れたものではないな。
 この作品自體はどうといふほどのものではない。もつとも印象にのこつたのはヒクソン・グレイシーが登場することだつたりするほどだ。あの横隔膜をうごかすの、日本にきたときもやつてたなあ。あと將軍がウィリアム・ハートであることに最後まで氣づかなかつた。謎の配役だね。