真の仲間じゃないと勇者のパーティを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(2)
やはり主人公サイドよりも勇者のはうの話がおもしろい。
勇者の超絶勇者つぷりに、勇者なる存在の異常さに氣づかされる。
この妹を兄としてお守りする話がよかつたのではないか。
グノーシア
終盤の展開はみごとなもので壓倒された。
感想としてはとてもたのしめた、おもしろかつたでよいのだが、同時に自分が致命的に人狼ゲームにむいてないことがわかつてしまつた。
根據をもとに推測することはそれなりにできる。だが、なにも材料がないのに判断させられるのがつらい。
だれかが疑はれたとき、それに乘つかればいいのか、かばへばいいのか、決められない。といつて、だまつてゐると自分が疑はれる。これがストレスになる。
生きのこることだけを考へるならば大勢にあはせてゐればいいのはわかる。でもそのためにだれかに濡れ衣をきせるのが氣もちわるいんだよねえ。
このゲームだと殺さずにコールドスリープさせるだけなのが救ひか。