アシモフのことばとされる「人間は無用な知識の數が増えることで快感を感じることのできる唯一の動物である」は出典不明となつてゐる。だが、「うそみたいなほんとの話」で讀んだ記憶が私には以前からある。いや、記憶た以前からあるものに決まつてをるか。
 けふ機會があつて本にあたつてみたが、そんな文言はどこにもなかつた。あれは幻覺だつたのか?
 それはそれとして「うそみたいなほんとの話」は抄譯だつたんですね。完譯を讀みたいな。