2018-07-29 ■ その可能性はすでに考えた ことし本格ミステリを私にしてはたくさん讀んでゐるのは、何年かきちんと讀むことを怠つてきたことの反省からである。だが「ミステリー・アリーナ」や本作などの超重量級を立てつづけに讀むとふつうのミステリをたのしめなくなりそうで怖い。と思つたら兩作ともおなじ年に出てゐたのか。 自分はかういふ、現實ばなれしたミステリのはうがすきなのかもしれぬ。などといまさらにおのれの好みに氣づかされもした。 そしてフーリンさんがすき。 その可能性はすでに考えた (講談社文庫) 作者: 井上真偽 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/02/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る