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特捜部Q 檻の中の女
たいへんおもしろい。もつと陰鬱な話かと思つてゐたが(北歐に對する偏見か?)、きちんとエンタテインメントしてる。鬱屈した主人公もミョーな相棒も魅力的である。まあ、犯人はかなり早いころにわかつてしまつたが。
檻のシーンは讀むのがつらかつた。あそこまで克明に描寫しなくても、と思つてしまふ。
で、“Q”つて何だい?
特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)
- 作者: ユッシ・エーズラ・オールスン,吉田奈保子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/06/10
- メディア: 単行本
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