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マックス・ヴェーバー入門
なかなか魅力的な思想であるとは思ふが、ソクラテス以前のギリシア世界への共感といふか憧れみたいのはどうも。ニーチェやハイデガーと同樣のあぶなつかしさを感じる。カリスマのあたりはもういかんですね。
とまれ、おもしろい入門書であつた。
第七の封印
初ベルイマン。ご大層なタイトルからしてもつと難解きはまる形而上学的ストーリーなのかと思つた。死神とのチェスシーンがあるのは知つてゐたので「ペガーナの神々」みたいな話かとも。まあそんなふうに考へるはうがどうかしてるけど。
騎士はマックス・フォン・シドーだつたのか。もつと歳をとつてからの顏しか知らぬのでわからなかつた。