2016-04-21 ■ 泣き虫弱虫諸葛孔明 第四部 「演義」を讀んでゐるとき劉備はだめな主人公だとしか思はれなかつた。だがこの小説を讀むと異常な幸運や奇怪なカリスマが興味深く、むしろタイトルロールの諸葛亮よりおもしろい。 八陣圖のところで杜甫の詩がでてくるのは私もヘンだと思つた。 大部な本であるが(私にしては)あつといふ間に讀了。 泣き虫弱虫諸葛孔明 第四部 作者: 酒見賢一 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/11/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る