黄色い部屋はいかに改装されたか? 増補版
私にとつて本格ミステリは、謎をとく探偵がカッコいい小説である。だからトリックがどうのかうのと幅をせばめることはなからうにと思ふ。まして、クイーンやカーが生きて毎年新作を書いてゐる時代なのである。昨日の本格などと呼ぶのはぜいたくに感じる。とまれ、都筑の「推理作家の出来るまで」や「都筑道夫の読ホリデイ」も讀んでみたくなつた。
いや都筑道夫の小説も未讀のやつがまだまだあるのだつた。

- 作者: 都筑道夫,小森収
- 出版社/メーカー: フリースタイル
- 発売日: 2012/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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