エズラ記(ラテン語)
ギリシア語だのラテン語だのと似たやうなのをならべられてもな、と思つたら内容はまるで異なる。エズラの發する問ひはなかなか本質的である。なぜアダムをつくつたのか、せめてアダムが惡におちるとき止めればよかつたのではないか、などなど。對する天使のこたへはまるで説得力がないけれども、容易にこたへられるやうな問ひではないからはじめから期待してなかつた。
イエスの名がでてきておどろく。この文書の成立が遅いのか、この部分だけ後世の附加なのか。
ギリシア語だのラテン語だのと似たやうなのをならべられてもな、と思つたら内容はまるで異なる。エズラの發する問ひはなかなか本質的である。なぜアダムをつくつたのか、せめてアダムが惡におちるとき止めればよかつたのではないか、などなど。對する天使のこたへはまるで説得力がないけれども、容易にこたへられるやうな問ひではないからはじめから期待してなかつた。
イエスの名がでてきておどろく。この文書の成立が遅いのか、この部分だけ後世の附加なのか。