列王記 下

 新共同譯で讀む。関根譯で讀みたいところだが岩波文庫ではこのへんのがないのでしかたない。
 簡單にいつてしまふとイスラエルとユダの兩王國の歴代のほとんどの王が神にそむき、しまひにネブカドネザル二世にほろぼされるといふ話。歴史書としてはそれでいいかもしれぬが、宗教書としての意味はなんなのだらう。神にそむくとひどい目にあひますよといふ教訓か。