マンガとはいへ、毎日讀むのはけつこう骨がをれる。
未讀のマンガの數にもこたへるやうになつてくる。
あと十年たたかへる、とはいかないにしても、これはさきに挫折がくると豫感させるには十分であります。
活字の未讀本ならば數をかぞへる氣にならないし、録畫してはふつてある映畫も相當量ある。ヴィデオゲームで積んであるのはそれらとは比較にならないが、無視できない。
でもマンガはねえ。
サッと讀んぢやへばいいのに、と思へるのである。
かういふ考へには反對のひとがゐるらしく、それはマンガを莫迦にしてるといふのである。うーん。
ああ、この作品ですか。
おもしろくなくはない。ちよつと考へないとわからぬ話もあるが、それは私がアホなためか、ひとりよがりだからなのか判然とせぬ。
すくなくとも、冒頭のカラーページが理解不能なのは私のせゐではないと思ふ。

- 作者: ざら
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2007/03/27
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (71件) を見る